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離婚裁判で請求額が変わる理由

相手の不倫によって精神的な痛手を受けた場合は、離婚をするときに慰謝料請求が必要になるところです。この慰謝料請求をするためには、相手方に対して裁判を起こす必要があります。いわゆるこれが離婚裁判です。離婚裁判をする時、慰謝料の額を決めるのはいろいろな条件がありますが、そのうちの1つは婚姻期間と言えるでしょう。結婚している期間が長ければ長いほど慰謝料の金額が高くなります。極端な話を言えば、結婚している期間が10年の場合と結婚している期間がわずか3ヶ月だった場合では、いくら不倫をした場合でもその重さが随分違うことに気がつくはずです。10年もすれば、2人の間で生活の基盤がしっかりできており、夫婦関係としてしっかりとした絆があったはずです。それを全て崩してしまうことに対する、増額と考えてよいでしょう。そうだとすれば、熟年離婚で不倫をすればするほど慰謝料の金額が高くなりますが、この場合でも3000000を超えることはほとんどありません。

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